新技発動


プリキュアの攻撃がウザイナーをぶっ飛ばした。

「今がチャンスラピ。二人ともキスするラピ。」

突然とんでもないことを言い出すフラッピ。

「キスが二人の信頼の証になるチョピ。」

わけの分からない補足をするチョッピ。
二人の目はきらきらと純粋に輝いて、反論も拒否も許さない。

「そ、そんなこと言われても……。」
「ど、どうしよう。」

当然ながら戸惑う二人。
しかし、無邪気な謎の生命体は容赦なく二人を急かした。

「早くするラピ!チョピ!」

咲と舞は困惑したまま視線を交わした。
その瞳に決断が浮かぶのに時間はかからなかった。
お互いの手をとり、近づいて。
そして、そっと唇が重なった。

(!!!!口でしろとは言ってないラピ!!!!)
(…………言い方がまずかったチョピ…………)

「結果オーライラピ!」
「精霊の力を引き出すチョピ!」

大いなる力の加護を受け、二人はウザイナーを退けた。




「く、俺としたことが……見入ってしまうとは。」

「小娘のキスに見とれたなんて、
 アクダイカーン様にはとてもとても報告できませんね、
 カレハーン殿。」


          text by さくらぎたかこ

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