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犬のしつけ

仔犬のしつけ(1)甘噛み

甘噛みとは、子犬が遊びながら飼い主の手などを軽く (または、かなり強く)噛む事を言います。
おとなしい子犬の場合は「ダメヨ!」と言って教えるだけで、しなくなりますが、元気な子犬の場合は、怒られることも遊びの一つにしてしまうので、ますます興奮して噛んでくることがあります。

そうゆうときは子犬に背を向けて完全に無視します。
興奮が収まらなければ、無言で、その場を立ち去るようにします。
子犬が落ち着いたらまた遊んであげましょう。

遊ぶときも手では無く、おもちゃを使って遊び、直接手に、じゃらつかせないようにします。
また普段から噛んで良いおもちゃを与えておき、おもちゃを噛んでいる時にはよく誉めてあげてください。


(2)トイレのしつけ

排泄の問題もよく質問を受けます。

仔犬の排泄はほとんどの場合、目が覚めた後、食後、遊んだ後(興奮後)です。
この時に必ずトイレに連れて行くようにします。
食事は決まった時間に与えてください。(3ヶ月未満の仔犬の食事は1日4回または5回)。

まず失敗させないようにする事が大切です。そして、上手く排泄できたら、いっぱい誉めてあげてください。
ご褒美におやつをあげたり、少しの間遊んであげるのも良いと思います。

もしも失敗しても決して叱ってはいけません!体罰はもちろん厳禁です。
鼻を擦りつけて叩くのは、現在ではまったく効果が無い事が判っています。

「アー」とか「ダメー」などと声をかけるのも逆効果になる事があります。黙って掃除をしたら、酢を5倍に薄めたもので消臭します。アンモニア系の消臭剤は使わないで下さい。

トイレは中でクルクル回れるくらい大きめなものを選びます。置き場所は静かな場所であまり遠くない場所が良いです。
また、まれに泌尿器の異常や病気で上手く排泄できない事もありますので、変だなと思ったら病院にご相談ください。


(3)若犬の無駄吠え

*通行人に吠えるとき

まず、吠えるきっかけを少なくしていきます。
1.道路を見えにくくする。

塀を作ったり、塀の穴をふさぎ、外がなるべく気にならないようにします。

2.道路側でないところに犬をおく。

人通りの多い時間は道路側に行けないように仕切りなどを作ります。

3.運動が足りない時は散歩の時間を増やす。

事情があって無理な場合は散歩の前後にボールなどで疲れるまで遊んであげてください。

4.ヒマにしない。

特に人通りの多い時間帯はおもちゃを与えてください。



*来客に吠えるとき(室内飼い)

1.ドアが直接見えないようにする。

犬のいる場所とドアの間に扉があれば閉めておきます。 ガラスドアならカーテンをつけておきます。

2.玄関まで突進させないようにする。

これが癖になっている時はベビーゲート(たしかホームセンターで売っている)を廊下にセットしたり、リードを付けっぱなしにしておいて引っ張ります。

3.声で叱らず音で驚かせる。

大声で叱っても、応援してくれている(!)と思っている場合もあり、ますます興奮する犬もいます。
犬と視線を合わせないようにしながら、例えば空き缶にコインを入れたものなどを振って大きな音をさせます。
犬がびっくりして止まったら、そばに呼びよせ「おすわり」などをさせて誉めてあげます。

4.玄関チャイムに慣らす(チャイムが鳴っただけで吠える犬)

玄関チャイムは今までは来客の合図だったわけです。そこで、これからは家族が帰ってきた時も必ず鳴らすことにしてください。
そして吠えた時は、決して声をかけたり視線を合わせたりしないで室内に入ります。
落着くまでは無視します。
吠えなかった時は十分誉めてあげてください。おやつをあげてもいいです。
家族の人で出来るようになったら、今度は知り合いに頼んで同じように練習します。

5.もちろん散歩や遊びも大切です。





(4)成犬の不適切な場所での排泄=NEW=

室内犬がトイレではない場所で排泄を行う事があります。
まず病気の場合はしつけの問題ではないので、動物病院で胃腸や腎臓・膀胱の病気が無いか診察してもらいます。

原因が病気によるものでない時は、“問題行動”として考えます。

やることは、、、

(1)常にトイレの清掃をする。
(2)不適切な罰を禁止する。
(3)散歩の回数を増やす。
(4)多頭飼いで、マーキングの疑いがあれば、同居犬と別々の部屋で飼う。
(5)もともとトイレの場所を覚えていないなら、仔犬に教えるように再びしつけを試みる。

以上の5項目です。

(1)は、一応トイレのしつけが済んでいる場合です。汚れすぎたトイレを嫌う犬は結構います。
また、そそうした場所は臭いが残っていると、再びそこで排泄してしまう犬も多いのでキレイに清掃しておきます。

(2)「排泄すると叱られる」と覚えてしまうと、飼い主の前で排泄が出来なくなり、隠れて変な場所で排泄をするようになってしまいます。
また排泄後、時間が経ってから罰を与えても、犬は関連性が分かりませんから、ますます混乱して問題行動は悪化します。
罰の与え方は、排泄の直前に見つけたら、大きな音で驚かすのが良いです。
ジュースの空き缶などに小石や硬貨を入れて、テープなどでフタをしたものを用意して、床に落とすと大きな音がします。
犬がびっくりして止まったら、トイレに連れて行きます。
これ以外の罰は与えないでください。

(4)は、同居犬と張り合っている場合です。雄なら去勢も有効です。


分離不安症がある時は、そちらの対応(治療)も必要です。(続く)

































































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