
出 産 パート1
平成15年8月21日(木)
39週と4日
掲示板やら妊娠日記をつけ、PCの電源を切ったあとのこと。
「ん・・なんか痛いかも」
お腹がきゅーってした。「陣痛かな〜」ちょっとウキウキした。
でも前回のディランの時は前駆陣痛で一度家に帰らされたからなぁ。
そのまましばらくディランの相手をしたり、洗濯したりと2時間くらいすごした。
最近はいつ入院してもいいように、食料品の買いだめをしていなかったので
今日のお昼に食べるものもなかった。
スーパーに行こうと準備をし、トイレに行ったら
アレレ??「おしるし」が。
やっぱり陣痛だぁ。パパに電話すると、1時の昼休みに帰ってきてくれるという。
まだ2時間あるけれど、スーパーに行くのが不安になってしまった。
でも食べるものないし。仕方なくディランを車に乗せてコンビニに行った。
「まさか私に陣痛がきてると思わないだろうなぁ」と思いながら
お弁当を買って帰宅。少しずつ痛みが増してきている中
ディランと一緒にお弁当を食べた。
1時になったのでディランのお昼寝タイム。パパが帰ってくる前に寝かせないと
起きちゃうからアセアセ。でも何とかすんなり寝てくれた。
それからパパが帰ってきた。午前中の様子を話すと「じゃあ時間だから戻るよ」という。
「へ?会社に戻る?」
まだ産まれる痛みではないけれど、妊婦の感か女の感がパパを引き止めていた。
「じゃあ、会社に戻って、早退届だしてくる」というパパを見送り、早速私は冷蔵庫を開けた。
もしこのまま出産ってことになったら、最低でも1週間は家をあけることになるし、
その間、お義母さんがパパたちのご飯作ることになるからきれいにしておかないとね。
その後は保育所に預けることになるディランの準備やら、入院の準備でバタバタしていた。
3時前にパパが帰ってきた。「どう?」と聞くパパは一分でも早く子供の顔がみたいらしく
「病院行こう」と勧める。でも一度陣痛を経験している私はこれくらいの痛みでは
まだ生まれないとわかっているので「まだ大丈夫、もう少し様子見るよ」と。
ちょっとがっかりしたパパは暇になってしまいPCに向かっていました。
それから私は昼寝から覚めたグズグスディランの相手をしたり、洗濯物を取り込んだり
していたけれど、なんだか痛みが定期的にやってきているので時間を計ってみた。
ん??7分間隔で陣痛が来てる。でもあんまり痛くないなぁ。
「病院行ったら?」と何度も言うパパ。そんなとき、病院の入院案内を見ていたら
平日の受付は午後5時までとなっている。それ以降は夜間受付となり手続きが
面倒になりそう。時計を見ると4時になっていた。
「一旦帰らされてもいいから、とりあえず病院で診てもらおうかな」と私が言うと
待ってました、とばかりにパパが準備をしだした。
病院に電話すると、「経産婦さんですから、来てください」という。
大きな入院バッグを抱えて車に向かうパパ。私はディランをトイレに連れて行こうと
するのだが、「出ない、出ない」と相変わらずのディランに悪戦苦闘。
結局4時半前に家を出た。
車に乗り込もうとしたけれど、痛みが急に増してきて動けない。
やっとのことで乗り込んでしゅっぱーつ。病院まで約20分。
車の時計を見ながら間隔を計ってみると、きっかり5分。かなり痛い。
経産婦は15分間隔で病院にと書いてあったのに、すでに5分かぁ。
「いた〜い、ふーふー」と助手席でうなっていると「ママ、痛いのイヤ〜」と後ろの
チャイルドシートに座っているディランから蹴りが。
でも「また男やろうなぁ」とのんきなパパと話す余裕もまだある。
幸いいつも長蛇の列を作ってる駐車場もこの時間はすんなり入ることができ安心。
この時点でもまだ生まれないと思っていた私は、パパに
「入院になるかわからないから、入院バッグはまだいいよ」と言って
ディランの手を引き、3階の産婦人科へ。
受け付けを済ませると、全く見たことが無い先生が登場。Y先生らしい。
「診察しますね」と言われ診察台へ。
「ん〜子宮口は3センチですね。まだ赤ちゃん高い位置にいるけどね」
やっぱり、まだなんだぁ。ちょっとがっかり。前回の診察と変わってないんだもの。
「帰ったほうがいいですか」と聞くと「それは困ります。経産婦さんですし
陣痛もついてきてますから、入院です」
すると看護士さんが「5時で入院受付終了ですから、今すぐ手続きしてきてください」と
パパに説明。パパはそわそわしながら駆け出していった。
残された私はディランの手を引き陣痛室へ。
3年前と何も変わっていない殺風景な部屋。
それも同じ一番奥のベッド。3年前の苦しみがよみがえってきた〜。