「Anime USA」レポート

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2003年11月21〜23日アメリカ、バージニア州、ビエンナ、タイソンズコーナー
このレポートは当サイトの掲示板に書き込んだ「現地からの生レポート」を、このコーナーに移しました。このレポートはダイジェスト版です。写真100枚以上、文章2万字以上の完成版は「CHICK 15」(2005年8月発行予定)に掲載!ぜひCHICKシリーズをご覧下さい。
執筆:おだぎ みを(2004年5月13日改訂)


片目だけアイシャドウ
21日
スミソニアン博物館に行った。それは夫が書いてるから説明は省くが、ひとつだけ…
道ばたで、法輪功が瞑想をしていた。夫が「お、押さえておかんと…」と写真を撮ったら、法輪功のおばちゃんが近寄ってきた。「やべっ、勧誘される」と思って無視して小走りに去ろうとしたら、おばちゃんが顔はニコニコ足は必死に追いかけてきた。夫の肩をトントンとして、パンフレットとビデオCDをくれて、あっさりと去っていった。なんだ、いーおばちゃんでした。
【写真】あ、法輪功だ。
【写真】スミソニアンは複数の博物館の集合体。山手線を2周りくらい小さくした規模の土地に、このような建物(博物館など)が点々といくつも建っていて、広大すぎて、歩いて1日では回りきれない。

★ 夫のコラム(2003年11月22日の日記より抜粋) by 伊藤伸平

 合衆国は東部標準時間の午前6時。また早起きだ。トシなんじゃ、もうトシなんじゃ。
 昨日はスミソニアン博物館へ行って来ましたよ。いやー広いわスミソニアン。
「スミソニアン博物館」てネーミングが罠で、自然史博物館とか航空宇宙博物館とか、各ジャンルごとの全く別の建物なワケですよ。
ワシントンD.C.の中央官庁街の中に点在する博物館群がスミソニアンの正体であると気づいたときには遅く、丸1日歩き通してそのごくごく一部を見るにとどまった次第。また例によって土地の使い方がど贅沢でさー、建物と建物の間にムダな広場とかがだーっと続いてて、スケール感が狂うのよ。
 妻の個人誌「CHICK」の何号だっけかでは、米国議会議事堂ビルに堂々と「ホワイトハウス」とキャプションを付けておる。コレはいかンと思うのだが、一緒に掲載されている、ヤンマガT中氏と加藤礼次朗(バカ)が全身タイツ姿で “ワシントンDCに友好親善のため降り立った宇宙人” のコスプレをやってる写真に比べれば些末なコトのような気もする。
しかしココはいい機会なンで、ぜひホンモノを見せておかねばと思い、ついでにホワイトハウスの前を通れないかと、スミソニアンに連れて行ってくれたスタッフに頼んだが、一帯のあまりの広さに、予定の時間も押し迫り、あわてて帰る道すがら、遠くにチラッと見えたのを写真に納めるにとどまった。残念。

【写真】ホテルのロビー。ここがコンベンションの受付になる。まだ開会式前の準備中なので客もまばら。コンベンション入口には手造りの鳥居がある、力作だ。

6時、開会式。
時間が押してしまって、ホテルに戻ったのが15分前。スッピンだったので、あわてて化粧するが間に合わず、片目だけアイシャドウが塗れたというむちゃくちゃ半端な恥ずかしい顔で開会式へ。日本から来たゲストとしてステージに上がって挨拶させられる。は、恥ずかしい。

開会式の直後、隣の会場で裕福なお客さんやスポンサーとのお食事会があった。着物きたおばちゃんが、琴を弾いてる会場でバイキングだったが、あっとゆー間に食い尽くされて、ほとんど食べる物がなかった。

みんなでハンバーガー屋で夕食を食べ、11時、寝る。
今日はたくさん歩いてムチャムチャ疲れた。


この地域は”デブ度”が低い!
22日
今日は夕方5時にパネルがあって、それまでは自由なので少し遅く起きる。夫は早起きして徘徊しているが年寄りに付き合っちゃいられねぇ。ホテルのレストランで遅い朝食を食べた後、会場をブラブラしてすごす。

今回、本当に絵の上手い人が2人いた。一人は中国の水墨画で、スパイダーマンや犬夜叉などコミックキャラを描く人。夫がえらく感心して見ていると、その人がおっとの似顔絵を5分でサラサラ描いてプレゼントしてくれた。いやースゴイっす。写真撮ったので、いずれ「CHICK」で。彼のサイトhttp://www.findandy.com/で作品の展示・販売もしてるようです。

もう一人は、ジョウ・チェンという台湾人の女性。イラストレーターで、台湾と香港では画集が出ていて、アメリカでは来年出る予定だそうだ。彼女はスゴく可愛いのに、スゴくスタイリッシュでカッコイイ男のイラストを
描くのでビックリ!彼女の描いた「ロード・オブ・ザ・リング」のやおいっぽいイラストに役者ご本人の直筆サインが書かれているモノを、彼女はとても嬉しそうに見せてくれた。実物に会ったんだ、すげー!彼女はアメリカのゲーム雑誌の表紙とか描いてるらしい。これからの注目株。まだ日本で知られてないのが不思議なくらい。将来、絶対、日本で人気出るって!と思って今のうちにお友達になっておいた、腹黒い夫婦であった。彼女の絵はhttp://www.jo-chen.comで、どうぞ。

5時、パネルディスカッション。客は10人くらいかな…(^_^; でも面白い質疑応答がいくつかあって、そこそこ面白かったので、その模様はいずれ「CHICK」で。

7時、みんなで先日行ったインド料理屋で夕食。8時半、会場に戻りコスプレコンテストを見る。今回は、出場者が少なく、あっさりと終った感じ。でも、小粒だがグレードの良いコスプレイヤーが多かったように思う。綺麗どころが多かった。っつーか、この地域は”デブ度”が低い!ように思う。女装コスプレのおっさんとか”イタイ”コスプレが皆無だったのが嬉しいような、つまんないような…。
【写真】コスプレコンテスト。名演技を披露してくれたコスプレ出場者たち。「CHICK 15」ではありったけの写真を収録。

10時、部屋に戻って、夫はそのままバタンキュー。私も、しばらくして寝る。


★ 夫のコラム(2003年11月23日の日記より抜粋) by 伊藤伸平

 東部標準時間午前5時じゃ。毎朝目が覚める時間が1時間ずつ早くなっておる。
…死ぬのかのう。死んでしまうのかのう。
 コンヴェンション会場のディーラーズルームで「Spirited Away」所謂「千と千尋の神隠し(白)」のDVDをあさる。2日前に市内のビデオ店で購入した時の値段は23ドルだった。ディーラーズでは3軒の店が本作のDVDを置いており、2軒の価格が25ドル、1軒は30ドル。再販制度がないとこういう事が起こる。かーちゃんの顔色を窺うと、3日目のディスカウント状況を見てから、というご託宣である。素直に従う。OVA「新キューティーハニー」のインターナショナル版DVDも発見。本作のDVDはこの海外版しか作られていない。リリース半ばでテレビの新シリーズが始まり、一番盛り上がったところで物語が中断しておるのだが、脚本や作画のクォリティーも高く、製作者の「愛」もひしひしと伝わってくる本作は、じつは隠れた名盤である。だがかーちゃんはすげなく首を横に振る。くぅーっ!早く明日になれ!
 そうそう、例のFan's View〈http://www.fansview.com/〉の管理人氏。現在ケンタッキーで開催中のSugoi Con〈http://www.sugoicon.org/〉というスゴいコンヴェンションに行ってるようで、今回は会えませんでした。彼のいないコンヴェンションて俺は初めてかも知れん。全米で毎週末この手のコンヴェンションが開かれ、しかも年毎に数が増えているこの状況じゃいつかこんな日も来るとは思っていた。リアルタイムレポートされるの、結構楽しみにしてたんだが。


「ヒカルの碁」とアメリカ囲碁協会
23日
コンベンション最終日
夫は3時に起きて、また日記を更新しておる。私は7時に起きて支度をし、9時にホテルのレストランで朝食。コンベンションの会場まだガラガラ。10時からパネルがあるのだが、客がいるのか心配だったが一応昨日と同じくらいでホッとした。パネルの様子は、いずれ「CHICK」でやるとして、今回、偶然にも西日本新聞の記者が取材に来ていて、ちょっと取材されました。載るのかなぁ?

パネルの後は閉会式まで自由なので、会場をぶらぶらする。「うたばん」のガクトが出ている回の録画映像を上映している部屋や、ビックリしたのがドアに「ヒカルの碁」のポスターが貼ってあって中で 囲碁教室やってる部屋があった!パンフレットやスターターキットのCD-Rが置いてあって、よく見ると”アメリカ囲碁協会”と書いてある。本当にあるんだ(^_^;
【写真】「ヒカルの碁」のポスターが貼ってあるドアの向こうで囲碁教室が行われていた。

ディーラーズルームのアイアンキャットのブースで客寄せパンダとして本にサインしたりする。キューティーハニーの絵を描いてくれと言われて、夫がアメリカで初のハニーの絵を描いた瞬間を動画に撮ったりして和やかにすごす。2時、ディーラーズルームの店が店じまいし始める。ここでは「千と千尋」のDVD(白)が30ドルもしやがる、が最終日は値引きしだして、今24ドルまで落ちた。夫が「あと2枚押さえとかんと!」と色めき立つが行く手を阻む。家計のヒモはギュッとね。
【写真】夫(伊藤伸平)がサインしてるところ。これがアメリカで初のハニーの絵を描いた瞬間だ。
【写真】私(おだぎ みを)もサインしてまーす。

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