「Anime USA」レポート

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2003年11月21〜23日アメリカ、バージニア州、ビエンナ、タイソンズコーナー
このレポートは当サイトの掲示板に書き込んだ「現地からの生レポート」を、このコーナーに移しました。このレポートはダイジェスト版です。写真100枚以上、文章2万字以上の完成版は「CHICK 15」(2005年8月発行予定)に掲載!ぜひCHICKシリーズをご覧下さい。
執筆:おだぎ みを(2004年5月13日改訂)


今回も入国審査で捕まって
19日
午前11時頃の飛行機に乗って、19日の朝9時頃にワシントンダレス空港に到着。前回同様、今回も入国審査で捕まってしまって、別室で少し待たされて質問責めされたのでした。アメリカの出版社「アイアンキャット」のスティーヴとその仲間たちとコンベンションの主催者のクリスチャンさんが出迎えてくれた。

空港を出ると雨が降り出してきた。まずはビデオ屋で「千と千尋」の”赤くない”DVDを3枚買いやがった、夫が。ひとつ22ドルだよ日本より安いなぁ。みんなで昼食を食べ、それから、全米ライフル協会の博物館を見学。雨はどしゃ降りに…。5時頃スティーヴの家に到着、今夜はここに泊めてもらった。疲れ果てて、すぐに寝てしまって、深夜1時に目が覚めて、ちょっと星を見てまた寝た。

★ 夫のコラム(2003年11月16日の日記より抜粋) by 伊藤伸平

 この週末、11月21日から23日まで、Anime U.S.A.<http://www.animeusa.org>という、アメリカおタクのコンヴェンションに出かけてきます。所謂「海外コミケ(by 妻)」ですわ。
まあ、コミケと言うより、上映会あり、分科会ありといった雰囲気は、SF大会に近いものもあるけど、対象が日本のアニメ・漫画で、同人誌も「Dohjin-shi」として扱ってたりするんで、それなりにワカりやすい認識かなと。

出発は水曜。ぎゃっ明後日じゃん!
 「A Fan's View<http://www.fansview.com/>」というサイトがあって、こういったコンヴェンションのレポートをずうっとやってるんだが、ここを見てると、毎週全米のどっかで必ずこの手のコンヴェンションが開かれており、こう、毎週々々80本を超えるTVアニメが放映されておって、いったいダレがナンのために作っておるのか、どういった人たちがコレらを観ておるのかと、疑問に思わぬでもなかったのだが、うーむ「世界」が観ておったか。

 上記サイト「A Fan's View」には、当日のリアルタイムレポートとかもあって、夜、ホテルの部屋でインターネットで見ていると、さっき管理人氏が撮ってくれた写真がアップされてたりして楽しい。
あと、「今週の人」みたいなコーナーもあり、俺も載っているんだが、知り合いで一番最初に書かれてるのは、なにげに妻だったりする。


食事中の話題は「ぶっかけ」
20日
朝の7時に起きて朝食、朝からピザ。スティーヴの奥さんは乗馬が趣味で乗馬の競技でいくつも賞をもらってるスゴイ人なのだ。だから、ここには馬3頭、犬2匹、猫2匹いるそうで、朝の散歩がてら馬や犬とふれあってみた。
【写真】ここが個人の家の庭(馬付き)だとは、アメリカはでっかいなー。

昼近くなって、スティーヴ家を出発。アイアンキャットのオフィスに寄った。立派なアパート…の、一画だった。ハイパードールの在庫の山をちゃんと写真に撮った(^_^; ここで何十册か、本にサインを書かされて、その間にみんなはコンベンションで売る商品を車に積み込んで、出発。コンベンションの会場となるホテルに向かった。
【写真】アイアンキャットのオフィスの前で会社の人達と。中央の2人が夫(伊藤伸平)と私(おだぎ みを)です。
【写真】オフィスの中は「ハイパー・ド−ル」他、多数の在庫がギッシリ。嗚呼、健闘を祈る。

午後4時頃ホテルに到着。部屋は中途半端な三角形の形をした角部屋で、こじんまりと良い感じの部屋だ。6時頃、みんなで近所のインド料理屋へ。インド料理なのに、店にはラップの曲がガンガンかかっていて、みんな首をブン回しながらノリノリで食べた。美味しかった。食事中の話題は「ぶっかけ」でもちきりだった。日本のアダルトビデオの”顔射”がアメリカのオタクに大受けらしくて、最近の流行語は「ぶっかけ」なんだそうだ(^_^;

午後9時頃、長話の食事も終って、ホテルに戻ってシャワー浴びて寝た。他のみんなはコンベンションスタッフのパーティールームで宴会があるらしくて、おそらくそこで深夜もしかしたら夜明けまでドンチャンしてたかも…元気だなぁ、だてに太っちゃいないぜアメリカ人。


★ 夫のコラム(2003年11月21日の日記より抜粋) by 伊藤伸平

 今、合衆国は東部標準時間の11月21日金曜日の午前7時10分を少し回ったところである。
時差ボケで、すっかり早起きさんだ。昔からコンヴェンションの朝は早く目が覚めて、みんなが起き出す前にそこいらを徘徊する。我がコンヴェンションマスター・一本木蛮の言うところの「おじいちゃん」というヤツだ。歳なンじゃ。もうトシなんじゃ。

 この国に来るといつも感じるのは広大な国土に裏打ちされた異様な豊かさである。どんな大都会の大空港へ行っても大規模な改築工事の最中だ。ロスアンジェルスやアトランタのような大都市にして、かくも豊かな原野と森林に囲まれ、それらを切り拓きコンクリートで固め尽くそうにも、この圧倒的な大自然の前には決してそれらが完成することはないんじゃないかと思う。
国土が広大だという事はつまり、ちょっと景気が悪くなればなンぼでも公共事業と称してほじくり返す所がある、ということだ。しかも元々建造物の規模がデカいから、何年か工事をしてると別の箇所が老朽化してきて、特に乱開発を続けなくとも既存の開発済みの場所をイジり続けることでいつまでも需要を生み出せている。コレで何で失業率があんなに高いんだかよくワカらないんだが、少なくとも国土そのものを資本にするという点は、我が日本が逆立ちしてもマネのできないところである。もう、戦争で負けちゃって、満州とか盗り損ねたんだしアキラめるしかないんだが、ナンでしょう、21世紀のこんにちに至るまでいじいじとアメリカのミニチュアを作ろうとただでさえセマっちい国土をほじくり返し続ける我らのこの様は。
まあ街も自然もどうせ沙羅双樹の花の色、ゆく川の流れは絶えずしてが我が日本の文化的ポリシーなんだし、古い街並みやらフルサトの自然やらなんてどんどんぼっ壞しゃいいんだよどうせ百年もすりゃみんな死んじゃうンだからと、最近皮肉とか居直りじゃなくて思うんだが、この乱開発に、戦後何十年も投じられた莫大な国費でまかなわれた気の遠くなるような額のソデの下を思うと、何で日本に共産主義革命が起きないのかフシギでならんよ。天皇制の存続だけ認めちゃえばあんまり障害がないような気がする。うん、今思いついたにしちゃ筋が通ってるか。いや、時差ボケのタワゴトか。


スミソニアン博物館で法輪功が…
21日
朝5時頃、夫が起きて徘徊し始めたので、つられて起きる。夫はホームページの日記を書いた。7時頃、ホテルのレストランで朝食。アメリカはサラダしか野菜を食べる機会がないが、この地域はそのサラダすらない。今まで食べたどの店も、野菜がほとんど付いてなかった。9時頃、食べ終って部屋に戻り、夫はまた寝た。昨日の連中はまだ寝ているようだ。今日はこれから、スミソニアン博物館に行って、夕方からコンベンション開会式があるとゆーのに大丈夫なのだろうか?

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