2010年4月30日(金)
行縢山(むかばきやま) 雄岳 標高831m
標高差631m
 実家に帰省しての山登りです。東北から九州まで帰省しました。滅多にないことなので子供の頃に登った行縢山に登りました。

 一般的に行縢山というと雄岳に登りますが、行縢山は武士が狩りや乗馬の時に付けた行縢に似ていることから付いた名前とも聞きます。従って、雄岳、雌岳両方があって初めて”行縢”山となる訳です。

コンビニのはす向かいにバス停(祇園町)があり、買い出しして直ぐにバスに乗れる絶好のバス停です。


行縢山に向かうバスから見える行縢山です。向かって左側が雄岳、右側が雌岳です。


 祇園町バス停からバスに乗ったら私ともう一人乗りました。もう一人は直ぐに降りました。すると・・・運転手さんがマイクで話しかけてきました。
「山登りですか?」
「はい。」
「そうですか。私は明日、大崩山に行くとですよ。」
と山好きの運転手さんらしく、それからしばらく他に誰も乗っていないバスで二人で山談義に花が咲きました。登山口行きバスを走らせると、戻りは後ろ髪を引かれる思いらしいです。

標高こそ低いですが、登山口からの標高差は600mほどあり山頂まで2時間程度の工程を楽しめるよい山です。

途中で唯一咲いていた花はミツバツツジかな?

もう実家に帰ってくることもないだろう・・・と山ほど写真を撮りました。自分撮りを一体どれだけ撮ったかな。生まれ育った故郷の山。




記念に腕立て伏せまでしてきました。




屋久杉ほどではありませんが、大きな杉がたくさんありました。






帰りのバスは夕方4時までないのでしばし休憩です。
 


お袋に聞けば亡くなった親父も大の山好きだったそうで、小さい頃、歩けなくなると親父がおんぶしてまで登っていたそうで・・・。

左側が雄岳(831m)、右側が雌岳(809m)。

 
バスから見える行縢山が次第に大きくなってきます。雄岳、雌岳中央の白く見える縦線は、日本の滝100選にも選ばれている行縢の滝です。
 
行縢山登山口バス停。 行縢神社参道の鳥井があります。バス停の向かいの少し先に公衆トイレもあるので安心です。
登山口へは行縢神社への参道を進みます。
 
参道を進むと左に行縢神社が、右に登山道が続きます。
 
そういえばこんな道だったっけ? 20年以上前のことで記憶は当てになりません。 でも、右上写真のような立派な橋はありませんでした。
 
滝へのショットカットで今は登山口より先まで車道ができているようです(写真左上)。また、こんな木の板の橋(写真右上)も昔はありませんでした。これだけは確かです。昔は沢の岩を飛んで渡ったものです。また、今の整備された登山道では考えられない岩場の危険な道もありました。
 
また、今は当たり前ですが道標があります。行縢山の形をしたおしゃれな立て札です(写真左上)。変わらないのは山(写真右上)。
 
滝見橋なる立派な橋がありました。確かに行縢の滝が遠くから一望できます。この橋もあまり記憶にはないのですが、でも、このロケーションからすると、昔はもっとひなびた橋があったような気もします。
 
この岩場の登山道は覚えています。断崖絶壁を誇る岩山の魅力の一つでしょう。
 
新旧の道標(写真左上)。 そして、日本の滝100選にも選ばれている77メートルの大瀑布・行縢の滝(写真右上)。ちなみに少々濡れることを覚悟すれば滝壺まで行けます。
 
本当に岩だらけの山です。滝から少し進むとメインルートの雄岳登山道から雌岳への分岐点があります。大方の人は気付かずに先に行くようです(雌岳へのレポートは別枠で紹介します)。
 
滝となって流れる行縢川の沢を越え、雄岳を目指します。
 
沢を越えると植生が変わり樹林帯ながら急に明るくなります。杉林が美しいです。
 
山頂への最後の道標。そこを越えると程なく山頂が見えてきます。
 
そして、山頂。ご覧のように絶景が欲しいままです(写真右上)。その分一歩踏み外すとたちまちあの世行きの断崖絶壁が待っています。