2004年観劇覚書

昨年(2003年)に引き続き、ことしも覚書を
残してみようと思います。
ことしは、回数は少なめになりそうな予感…
(旅費がかかるから…(^^ゞ)

    
2004年

 1/10 第17回ふくおか「万作の会」狂言三代「靱猿」(大濠公園能楽堂)
・番組は又三郎師の小舞「田植」、万之介さん・石田さん・月崎さんの「宝の槌」、万作師・深田さん・竹山さんの「呂蓮」、萬斎さん・万作師・高野さん・裕基君の「靱猿」。
・「靱猿」は萬斎さんのご長男、裕基君が昨秋初舞台を踏んだもの。
・大変あどけなく愛らしいお猿さんでした。(彩也子ちゃんのお猿さんとはまた違う)
・一昨年と役が入れ替わり、大名が萬斎さん、猿曳が万作師でしたが、無体で残酷な大名に説得力があり、ドキドキさせられました。猿曳は小猿に対する情愛が滲み出ていて、涙を誘いました。
 (補-14)
 3/26−28 宝塚歌劇星組公演「1914/愛」「タカラヅカ絢爛」(宝塚大劇場)
・千秋楽までの4公演を見てきました。
・CS放送で一部分だけ切り取られた映像と生では、全然違う作品でした。
・湖月わたるは漢でした!!!
・感想をアップしました。(2004/4/2)
 (1F21-89、2F7-84、2F8-66、2F6-7)
 5/2・4 宝塚歌劇月組全国ツアー公演「ジャワの踊り子」(福岡市民会館)
・GWの2公演を観ました。
・月組新主演男役・彩輝直さんの大劇場公演に先駆けての全国ツアー公演。
・彩輝・映美トップコンビの雰囲気に合っていたと思います。
・大空祐飛さんのタムロンが渋かったです。苦悩する姿に胸詰まりました。お芝居では固い表情ばかりなのですがフィナーレでは笑顔全開で、それがまた華やかでとっても素敵でした。(観客への目線が色っぽい!)
・越乃リュウさんは男前でした。白燕尾がお似合いです。!
・感想をアップしました。(2004/5/6)
・ブログ内関連記事 → 1/2
 6/19 「オイディプス王」福岡公演(メルパルクホール福岡)
・演出/蜷川幸雄 出演/野村萬斎、麻実れい
・2002年シアター・コクーンで行われた公演の再演で、7月にアテネで公演されます。
・萬斎さんの悲劇を初めて見ました。過酷な運命を突きつけられ絶叫されていました。
・麻実れいさんのオーラが凄かったです。凄まじく美しく色っぽかった…v
・数々の悲運を経ても逞しく生き抜いてきた女性の最期に言葉がありませんでした。
・カーテンコールは4回だったと思います。
・久光製薬さん、お土産ありがとう〜(^・^)です。
・ブログ内関連記事 → 1
 (2F3-16)
 7/17 第8回ふくおか「萬斎の会」狂言三代 夏季狂言の会(大濠公園能楽堂)
・裕基君が怪我(骨折)のため休演。「伊呂波」が万作・萬斎の「柑子」に。
・裕基君が舞う予定の小舞「柳の下」を萬斎さんが舞われました。
・「名取川」カケリ入り‥萬斎さんは困ったさんの田舎者のお坊さん役。名取の何某に深田さん。
・「文荷」‥太郎冠者・万之介さん、次郎冠者・石田さん、主・高野さんでした。
・萬斎さんのレクチャーは番組にちなんで「狂言の中の『稚児』について」でした。萬斎さん、ちょっぴり下ネタがすぎましてよ〜(^^ゞでした。
・現在私たちが狂言をたのしめるのも、(足利義満公の)お稚児趣味のおかげ‥と締めくくっておられました。
・ブログ → 1
 (コ-9)
 8/1〜23 宝塚歌劇星組公演「花舞う長安」「ロマンチカ宝塚’04」(博多座)
・初日、大楽を含めて10回の観劇となりました。
・本当にわた檀、雰囲気があって大人なコンビでした。
・タニちゃんは博多座だけの出演で、お芝居では玄宗帝を裏切る安禄山の役。ショーでは、アルレッキーノ(道化)、水兵、サテュロス、航海士、極楽鳥…とモテモテの男役からダルマまで、いろんな顔が見られてファンにはたまらない公演でした。
・お芝居の感想をアップしました。(2004/8/28)
・ショーの感想をアップしました。(2004/8/29
・ブログ → 1/2/3/4/5
 (3FD-40、1FG-20、3FA-23、1FP-41、1FO-47、2FF-45、1FF-25、1FN-12、1FP-46、2FH-52)
 10/7 ミュージカル「エリザベート」(博多座)
・山口祐一郎さん(トート)、鈴木綜馬さん(フランツ)、浦井健治さん(ルドルフ)、今拓哉さん(エルマー)ご出演でした。
・子ルド(たぶん苫篠和馬くん?)が可愛かった〜!(もうメロメロ!)
・一路さんのシシィもオドロキの可愛さでした。1幕最後の鏡の間のエリザベート登場シーンでは、周囲の女性たちのオペラが一斉に上がった!(笑)
・トートの声量&美声にびっくり。あの声量だと周囲のバランスとの兼ね合いからして、感情を込めたフォルテシモは無理かも。抑えたクールなトートに見えました。
・高嶋ルキーニが博多弁しゃべってました。
・トートダンサーズの高いジャンプにびっくり。
・マダム・ヴォルフの場面が凄すぎ・・・。子連れは辛いかも。
・舞台装置も面白くて、オペラが必要なかったです。
・平日夜公演でしたが、カーテンコールはスタンディングで、客席に照明が灯っても拍手が止まず幕が開き、終演アナウンスが流れ始めても拍手が止まず、再度幕が開きました。
・ブログ → 1
 (3FB-20)
 10/23 ミュージカル「エリザベート」(博多座)
・主要キャストは、内野聖陽さん(トート)、石川禅さん(フランツ)、パク・トンハさん(ルドルフ)、藤本隆宏さん(エルマー)でした。
・スウィートウィスパー トートでした。微妙なビブラートの甘い囁き系で、ドキドキさせるトート閣下でした。俺様な歌が強がりにも思える、弱さも持ったトートというカンジでした。
・シシィのお転婆度が増していました。「私だけに」も力強く、生きる気満々の強いエリザという印象でした。
・初風さんのゾフィーの声も復調されているようでした。強弱のついた迫力あるゾフィーでした。
・皇帝陛下に威厳がありました。「夜のボート」がよかったです。
・ルドルフ攻×トート受に見えました。トートの誘惑にのって自分のものにしようとして操られる皇太子? くちづけが異様に長かったような…。
・トートダンサーズがけっこう好き。アップは怖いけど。
・カーテンコールは普通に2回。照明がついて2回でした。(劇場も手馴れてきたみたい)
・ブログ → 1
 (3FC-20)
 10/30・31 宙組宝塚バウホール公演「THE LAST PARTY」(宝塚バウホール)
・30日と31日の11時公演を観てきました。
・タニちゃんが全身全霊でフィッツジェラルド(スコット)でした。
・彩乃かなみちゃんのゼルダは絶品で凄絶でした。脚本を変えたら黒柳徹子さんが演られるような女性の半生モノのお芝居にもなりそう…。(ある意味宝塚を超えてる?)
・美風舞良ちゃんのローラ(スコットの秘書)が笑わせてくれて和ませてくれて、さいごは泣かせてくれたなぁ。(T_T)
・咲花杏ちゃんのスコッティ(スコットの娘)が可愛かった。絵本のエピソードにじんとしました。スコットの晩年の愛人シーラ(五峰亜季さん)との電話でのやり取りは溜まらない…泣かせるぜ、スコッティ!でした。本当に父親想いなんだもの。
・シーラの立場は切ないですね。五峰さんとタニちゃんって学年は離れていると思うけれど、すごくお似合いのカップルでした。若いわ〜まゆみさん(五峰さん)。キレイなおみ足をなさっていました。
・遼河はるひさん演じるヘミングウェイはスコットを追い詰める重要な役どころ。真面目に、役に忠実に演じていらして良かったと思います。表面的はどこまでも傲慢。でも内面に何か潜んでいるように感じられました。
・美郷真也さんのマックスは、仕事に夢と責任を持ち、家庭を守る大人の男という役柄をしっかりと見せて下さいました。男はつらいよ…っていうのがおちゃらけじゃなくて伝わってきました。
・大劇場公演とは違う、バウホールならではの作品だったと思います。良い作品に出会えて幸せでした。
・感想をアップしました。(2004/11/16)
・ブログ → 1
 (り-12、へ-8、ホップイン)
 10/30 宝塚歌劇星組公演「花舞う長安」「ロマンチカ宝塚’04」(宝塚大劇場)
・しんきんVISA・JCBの貸切公演を観てきました。
・お芝居もショーも博多座よりかなりオトナの世界という感じでした。
・トウコちゃんの安禄山、濃ゆすぎ…。ねっとりしてました。楊貴妃を襲うシーンは赤面ものでしたよ。
・楊貴妃の色気がかーなーり増していました。(博多座との比較)
・楊貴妃が色っぽくなって、玄宗皇帝はさらにメロメロって感じでした。(アラビアの国司への親書に楊貴妃の名前を…) 楊貴妃が縊られたシーンでの嘆き方が慟哭に変っていました。
・ショーは幕開きから博多座と違っていました。居並んだ青い衣裳の下級生たちが壮観でした。
・トウコちゃんって可愛いですね。セーラーのシーンの可愛らしさはたまりませんでした。ディアボロってもっとおどろおどろしいキャラなのかと想像していたらまったく違って、中性的で・・・やっぱり「可愛い」と思いました。青いジャケットでの銀橋のシーン、なんとなく安奈淳さんに似ているな〜なんて思いました。
・スパニッシュの男役総踊りの掛け声は、トウコちゃん→「しんきん!」、下級生?→「VISA!」、わたるさん→「ジェイスィビィィ〜!」でした。文字で書いてもニュアンスまったく伝わりませんけど…(T_T)。とってもセクシーでシリアスな声なのに言っている内容はクレジットカードの名前なんですよね。すごくツボったんですけど…。
・1回しか見られないから、しっかり見逃さずに見たいと思ったのですが、どこを見たらいいの〜?というくらい見所があっちにもこっちにも…というショーでした。
・ブログ → 1
 (2F3-41)
 11/6 古今東西まんさい大狂言祭(大宰府政庁跡)
・「第9回国民文化祭・ふくおか2004 総合フェスティバル大規模総合舞台事業」というご大層なイベントでした。その祭主が萬斎さん。
・チケットは無料(抽選)だけど、小道具代が3,000円でした。チラシに小道具=烏帽子等の予定とあったので、期待していた人も多かったよう。実際は、発泡スチロールみたいなビニールみたいな素材の狩衣風はおり物と烏帽子風被り物だったのですが…。(ブロック別に赤・白・ピンクと色分けしてありました)
・設定は、平安時代に政敵に追い詰められたとある御方が、陰陽道の力を使って自分の赤子を未来世界へ送り出したのだとか。赤子は31世紀に辿り着き科学者となり、自分の出生の秘密を知りました(体についていた梅のDNA分析から…^_^;)。親に会いたさに彼はタイムマシーンを開発するも、そのマシンは千年ごとしか移動できず、2004年に立ち寄るというもの(笑)。観客は旅の同行者…といった感じでしょうか。
・赤・白・ピンク(狩衣の色分け)のブロックごとに、「赤いは紅梅」(赤)、「白いは白梅」(白)「ピンクはなんじゃ」(ピンク)「なんじゃいなー」(全員)と言いながらスクワット?させられましたー。そのエネルギーで千年後に移動するって萬斎さんが…(笑)。きれいに色分けされた人々がウエイブ状態で壮観でしたけど、足腰の弱い方は大変そうでしたよ。
・で、どうして唐相撲になったのか、わからないままだったのですが(セリフが聞き取りにくかったのです)、舞台上で万作一家の狂言「唐相撲」が始まりました。
・無茶な設定ではありましたが、萬斎さんが面白可笑しく進行してくれたので、たのしかったです。
・レジャーシートに座ったり、うどんやぜんざいを食べたり…。お天気も良く、ピクニック気分でなかなか良いイベントでした。
 11/7 宝塚歌劇宙組全国ツアー公演「風と共に去りぬ」(福岡市民会館)
・運良くツアーの千秋楽を観ることができました。
・とにかく何につけても「さすがタカハナ」と言いたくなるのは否めませんでした。
・ビデオで見た専科雪組の「風共」に比べてだいぶ割愛されていて、脚本的にはわかりにくかったと思います。
・スカーレットIIは反則技だと思いますが(本当なら脚本&芝居で見せるべき内面の葛藤にキャラクターを与えて)、中学生の娘にはやはりスカIIの存在のおかげで状況がわかりやすく、とてもウケていました。
・ベル・ワットリング役の芽映はるかちゃんは良い芝居をしますね。声も良いし。何回も泣かされました。
・メラニー役の美羽あさひちゃんは、癖のない自然で心のもこった良い演技をされていたと思います。
・宙組の下級生男役は、舞台化粧が美しいですね。すらっと長身で立ち姿の良い子が居並んで眼福でした。
・スカーレットIIの初嶺麿代さん、すごく綺麗でした。いつもは男役だけど、もし宝塚に長くいてくれるなら、きれいなお姉さん専科になってくれたらうれしいなぁ。なんて思ってしまいました。
・カーテンコールは、スタンディングオベーションと拍手が凄かったです。いつまでも鳴り止まない拍手に、とうとうタカコさんが緞帳前に登場。袖に戻ろうとすると、若いファンの子から悲鳴があがっていましたよ。
・タカコさんの何回目かのご挨拶で、舞台化粧で皆さんにお会いするのはこれが今年最後だからと「良いお年を〜」とおっしゃってウケていました。
・全国ツアーは、大劇場公演では目立たない生徒に良い役がついたりして、いままで知らなかった有望な子を発見できるたのしみがありますね。(バウ公演もですが) 来年の大劇場公演がとてもたのしみになりました。
 (35-69)